クリアすべき課題
太陽光発電はまだまだ未完成の技術であり、クリアしなければならない課題がたくさんあります。ここではその課題について見ていきます。
- 発電コストが高い
- 太陽光発電は放っておいても勝手に発電するシステムであると、と既に述べました。
なのに何故発電コストが高いのかというと、それは太陽光発電モジュール自体が非常に高価であるからなのです。
設置コストを回収するには何十年も稼働し続けなければならず、しかもそれは採算が取れるというだけで、他の発電法と比べたら全然割高なコストなのです。
これがまだまだ普及に至らない一因となっています。
- 発電量が安定しない
- 太陽光発電は、文字通り太陽光がなければ発電できません。
つまり夜間は発電できないのです。
さらに、昼間であっても雨天や曇天であればその発電効率は著しく低下します。
年間の気象条件によっては設置に向かない地域も存在します。
例えば、一年を通して雨や曇りの多い地域は太陽光発電に適しません。
また、たまたま雨の多い異常気象に見舞われても発電計画が狂います。
電力供給では安定性が重要視されるため、お天気任せの太陽光発電が電力供給の主役になるのは難しいと言われています。
- 発電効率が低い
- 発電効率とは、発電に要したエネルギーと取り出せるエネルギーとを比較した割合で表されます。
一般に原子力発電で三割ほど、火力発電なら25?50%程度の効率で発電できると言われています。
では太陽光発電はというと、残念ながら普及品では15%程度だと言われています。
理論限界では九割にまで達すると言われていますが、それはまだ先の話。
どんなに頑張っても、現在の太陽光発電システムではまだまだ大規模な電力供給は難しいのが実情です。